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先日、「ポーランドのベルサイユ宮殿」といわれているヴィラヌフ宮殿へ行ってきました。
そのときの様子を写真多めでお見せします!
ヴィラヌフ宮殿の基本的な情報は前回の記事をお読みください↓↓
ヴィラヌフ宮殿到着~入場
訪れたのは9月末。
快晴でしたが、秋(冬?)がはじまったことを感じる肌寒い日でした。
寒さのせいかいつもこうなのかはわかりませんが、観光客はまばら。
写真撮り放題です。

想像していたよりこじんまりとした宮殿です。
さて、早速宮殿内へGO!
宮殿の入り口を入ると「チケット持っていますか?」と書かれた看板が。
どれどれ、チケットオフィスはどこかな。

遠っ!
なぜ、わざわざこんな嫌がらせみたいなことをする・・
仕方なくチケットオフィスまで戻ります。
地図でみると遠そうでしたが、意外とすぐ到着しました。
外に券売機があったのでこれで買おうとすると、どうやらこれでは庭園チケットしか買えないようです。
宮殿のチケットは隣の小さな黄色い小屋で買えました。

チケットはいくつかありました。
一番スタンダードっぽい、Route1(宮殿+庭園)を購入。
チケットの詳細はこちらの記事を参考にしてください。
チケットを無事ゲットし、入り口へ戻ります。
いざ!宮殿へ!
ヴィラヌフ宮殿 2階(ROUTE2) アジアの美術品&猟用具
入り口ゲートを抜け階段をあがると、誘導係のおばちゃんに話しかけられました。
「〇△▽?・・two?」
前半がよく聞き取れなかったけど、「人数は2人かい?」ってことかな?
「Yes!」と答えると、誘導係のおばちゃんにまずは2階へ行くように言われ、さらに階段を上ります。
私たちはROUTE1のチケットを買っていたので、本来は1階しか見れないはずでした。
ですが、私たちとおばちゃんそれぞれの勘違いのおかげで見ることができました。
おそらくおばちゃんは「ルート2かい?」と聞いていたんだと思います。
チケットの確認くらいしたほうがいいと思うけど・・まあラッキー^^;
ROUTE2のチケットで見られる2階には、中国をメインとしたアジアの美術品がたくさん展示されていました。


という気持ちになってしまいました^^;
「どうせ見るなら、日本から中国行って兵馬俑とか万里の長城とか見たいよねー」
なんて夫と話しながらさくさく進みます。
アジアの展示の次は、昔王様が使用していた猟用の武器の展示でした。

武器マニアにはたまらないかも?

触っちゃいけないという注意書きがない限り、引き出しは勝手に出し入れしてOK。
日本と比べて自由度の高いポーランドの展示です。

もっとヨーロッパっぽいものはないのか・・
もしかして、ポーランドの宮殿のレベルはこんなものなのか・・
そんな不安にかられながら、1階へと降りていきました。
ヴィラヌフ宮殿 1階(ROUTE1) 豪華絢爛!装飾&家具

きたーー!ヨーロッパっぽい感じ。

こういうレトロな感じ好きだなー。家に欲しい。



王様のベッドはやっぱり天蓋付きでした。

国王や王妃が使っていた部屋は、天井から家具にいたるまで全体がきらびやかでした。
本気を出してきたじゃないか、ヴィラヌフ宮殿。


マニアックだった2階とはうってかわって、1階は「これぞヨーロッパの宮殿」と思わせる豪華絢爛な装飾や美術品であふれていました。
ヴィラヌフ宮殿 庭園
宮殿内を見終わったあとは庭園へ。
庭園の入り口には券売機がたくさん並んでいて、その場でチケットを買えるようになっていました。
宮殿もそうすればいいのに。

池のなかにはコインが落ちていました。
観光地あるある。

裏側のほうが好きかも。きらびやかです。
庭園の奥へと歩いて行くと、川のような湖が見えてきました。

夏に川沿いを歩くと気持ちよさそう~
この日はちょっと肌寒かったです。


感想
秋の初めだったので、ぎりぎりお花も楽しめました。
庭を歩くには少し肌寒かったですが、虫がほとんどいなくて逆によかったかも。
宮殿とお庭をゆっくりまわって1時間半くらい。
広々としていてとても気持ちよかったです。
ワルシャワ旧市街の人ごみにつかれたら、ヴィラヌフ宮殿でひとやすみはいかがですか?

ポーランドに限らずヨーロッパは夏から秋にかけて小型の蜂が多いです。
狂暴ではないので攻撃しなければ刺されることはありませんが、厄介なところがひとつ。
やつら、ものすごい人懐っこいです。
人間に対する警戒心がゼロ。
外で甘いジュースを飲んでいたら、やつらは「一口ちょーだい」と言わんばかりにジュースへダイブしてきます。
本当に嫌・・